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かわら版:「トヨタ生産方式」から学ぶ4

日付: 2013年08月14日  カテゴリー: 事務所通信

記録達成!

マー君こと、楽天の田中将大投手が開幕から16連勝し斉藤和巳投手(15連勝、2005年ソフトバンク)などの記録を更新しました。北海道にゆかりのある選手の活躍は励みになります。

闘将として選手に恐れられている楽天の星野監督でさえ「偉大な投手に巡り合えて幸せだ」とインタビューで称えています。 従来から一級品と言われている直球、変化球、制球力に、今季は打者との駆け引きの巧さが加わり、まさに無敵との周囲の盛り上がりの中でも「16勝は僕の力だけじゃない。野手とみんなで達成した記録」と田中投手は冷静です。

スター選手に注目が集まりがちですが、控え選手、ブルペン捕手、用具係など裏方で支えてくれる人がいるからこその偉業の達成です。チーム一丸となっている証拠に、あの・・楽天が現在パーリーグの首位となっています。

バトンタッチ

トヨタの標準作業の要素として「サイクル・タイム」というものがあります。これは、1個あるいは1台を何分何秒で作らなければならないというものです。

しかし、人間は機械ではないので、性格、熟練度、体調、体力等の要素で同じ時間を与えられても成果は異なります。当然、その差を少なくするために教育を徹底しますが、そこで解決できない部分を作業者同士で補うのです。

これは、ちょうど陸上競技のリレーのバトンタッチゾーンのようなもので、いかに相手に合わせるのかが重要となります。

チーム・ワーク

剣道にしろ、柔道にしろ日本古来のスポーツは個人競技がほとんどで、「道を窮める」という意味で「道」が付いています。一方、西洋のスポーツはバレー、サッカー、野球のように団体競技が多くみられます。団体競技で勝負を左右するカギはチーム・ワークです。スター選手が数多くいたとしても勝てない事もあります。

また、たとえばサッカーの試合で各選手のポジションが決まっており、この線から出てはダメというルールがあったとしたら見ていても面白くないでしょう。選手同士が助け合う姿が見られるからこそ感動が生まれるのです。

トヨタでは、一人で自分の持ち分の製品を他人以上に多く作ったという事よりチームで何個の完成品をつくり上げたかを評価します。個々の卓越したプレーを評価するのではなく、全体に対する貢献度が重要なのです。

一人一人の足りない部分を補完し合い、全体で生産性の向上を目指す事をトヨタでは「助け合い運動」と呼んでいます。 まさに「助け合い運動」は中小企業にとっては大きな武器となります。チーム一丸となり目標を達成しましょう。