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87号 「人間万事塞翁が馬」

日付: 2017年05月01日  カテゴリー: 事務所通信

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  「まさかの10連敗」

昨年の日本一から一転、今年の日ハムはスタートダッシュに失敗、4月26日には12年ぶりの10連敗を記録しました。

栗山監督は「みんな一生懸命やっている・・勝ち切らしてあげられないのは俺のせい」と自分を責めますが、大谷選手、マーチン選手などエース級や中田選手や杉谷選手などの主力選手の故障が原因なのは間違いないでしょう。

さて、「人間(にんげん)万事(ばんじ)塞翁が馬(さいおうがうま)」という故事が頭に浮かんだので紹介させて下さい。

 

「平成27年度近畿大学卒業式」の山中伸弥教授のスピーチより

 

「塞翁が馬」塞というのは、お城です。中国のお城の近くの村に、「塞翁」の翁というのは「おきな」おじいさんですね。おじいさんが、いたらしいです。そのおじいさん、唯一の財産は、一頭の馬。そして、一人息子さんと住んでおられたらしいです。

ところがある日、その唯一の財産の馬が逃げてしまいました。すぐ、村人たちが集まってきて、おじいさんを「大変ですね」と慰めにきました。でも、おじいさんは冷静に「いやいや、これは何か良いことの始まりかもしれない」と言いました。

そうすると、2,3日すると、その馬が帰ってきて、しかも、その馬よりもさらに良い名馬を一緒に連れて帰ってきました。すると、村人はまたすぐ集まってきて「いやーおじいさん素晴らしい。良かったですね」とやってきました。

でも、またおじいさんは「いやいや、これは何か悪いことの始まりかもしれない」と。すると、その息子さん、やってきた名馬に乗っていましたが、落っこちてしまって、足を複雑骨折してしまって、歩けなくなってしまいました。

また村人がやってきて「おじいさん、えらい災難ですね」とやってきました。しかし、おじいさんは「いやいや、これはなにかいいことかもしれない」と。

しばらくすると、戦争が起こりました。村の若者は、ほとんど全員が死んでしまいました。でも、おじいさんの一人息子は、脚を怪我して歩けなかったので、戦争に行かずに生き残れました。

日ハムに限らず、「良い事」と「悪い事」が繰り返されるのが世の常です。目先の事に一喜一憂したくなりますが長い人生、色々な事があります。立ち止まらないで一歩ずつでも前に進みたいですね!

「人生の節目」

 

人生の中には大きな節目(壁)が何回かあります。 最初の壁は高校・大学の受験でしょうか・・その次の壁は就職、つまり社会人(大人)としての第一歩です。当事務所にも新入社員が入り成長を期待するとともに大きな責任を感じています。

一方、旅行会社「てるみくらぶ」の内定者は4月を目前に就職予定先が倒産、シャープや東芝といった企業に入社又は内定者にも大きな試練が訪れました。

このように「就職内定」という「良い事」の後に「就職先の経営不振」という想定外の「悪い事」が待っているのも人生の一部です。まさに、「人間万事塞翁が馬」ですね・・。

 

「攻めるか」 ・・ 「守るか」 ・・

会社経営には予測不可能な事が沢山ある中、経営者は経営戦略を考えなければなりません。しかし、会社経営にも予測可能な事があります。それは、高齢化と人口減は間違いないので既存の顧客は減少するという事実です。

最近、お年寄り向けの介護や福祉を目的としたマンションや共同住宅の宣伝を良く目にします。その一方、医療関係で耳にするのが今まで自宅で暮らしていたお年寄りが施設に移ったので売上が減ったという言葉です。つまり、何も対策をとらず「守りの経営」をしていたら未来には売上げ減という「悪い事」が待っているのです。

 

「会社を守る」方法

世の中には仕事を頼む側と頼まれる側があります。仕事を頼む側では「あと、何年この会社があるだろう?」といつも考えているはずです。

たとえば、従業員の平均年齢が60歳だった場合・・あと5年もつだろうか・・と考えます。一方、従業員の平均年齢が45歳の場合、あと20年は安泰だと考えるでしょう。何もしなければ気がついたら若い会社に仕事を奪われたという事態もあり得ます。

そう考えると、会社を守る最善の方法は「若い人財」を雇用し、育てることと言えます。とは言え・・「仕事を覚えたら他に行ってしまった」との話も良く耳にします。

では、どうしたら良いのでしょうか? 従業員がこの会社で定年を迎えたといと思える会社作りを目指しましょう。

賃金、休日、労働時間等々・・中小企業にはハンディが多々あります。だからこそ、従業員を「心から大切に思う事」が必要なのです。つまり、経営者自身が人間として成長する事が第一歩なのでしょう・・。